The EDO Times

江戸時代の出来事

宝暦十三年(西暦1763-1764年)

この年の出来事

京都で浄土真宗本願寺派が教義をめぐり分裂(三業惑乱)

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

江戸で鰻の蒲焼が流行

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

万句合、投句数が初めて一万句を突破

 柄井川柳評の万句合、投句数が初めて一万句を突破する。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

一月(1763/2/13-)

二月(1763/3/15-)

二月五日

江戸で大火

 江戸で大火。四谷大番町から出火し、牛込・目白・大塚まで延焼する。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

三月(1763/4/13-)

三月十八日

幕府、百姓の公事訴訟などの扱いについて規定し各代官に通達

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

三月二十二日

幕府、銅増産のため諸国銅山の調査を実施

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

四月(1763/5/13-)

幕府、朝鮮通信使の通行を対馬藩請負と規定

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

与謝蕪村「山水図屏風」完成

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

五月(1763/6/11-)

五月二十五日

本居宣長賀茂真淵が伊勢松坂城下で面会(松坂の一夜)

 国学者本居宣長が、伊勢松坂に投宿中の賀茂真淵を訪問し面会。賀茂真淵本居宣長を大いに励ます。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

六月(1763/7/11-)

六月二十二日

幕府、諸大名に生涯に一度は正室を迎えるよう命じる

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

六月二十四日

幕府、田村藍水を朝鮮人参担当に任命する

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

七月(1763/8/9-)

七月七日

幕府、長崎で清から元糸銀三百貫目を輸入

 幕府、長崎で清から元糸銀三百貫目を輸入する。唐金銀輸入の始まり。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

七月十六日

月海死去

 煎茶を広め、売茶翁とも呼ばれた京の禅僧月海死去。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

七月二十九日

幕府、上村政辰・田村藍水に上野・下野・陸奥の自生人参の調査を指示

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

七月三十日

平賀源内「物類品隲」刊行

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

三宅島噴火

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

岩見津和野藩で大火(豆腐屋火事)

 岩見津和野藩で大火。千四百五十六戸を焼く。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

八月(1763/9/8-)

八月二十一日

幕府、江戸市中での広東人参の売買を禁止

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

九月(1763/10/7-)

九月一日

宝暦歴にない日食が発生

 宝暦歴にない日食が発生。このことがきっかけとなり幕府は改暦作業に乗り出すことになる。豊後杵築藩の天文学者綾部正庵が前年から予言しており名声を高める。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

十月(1763/11/5-)

十一月(1763/12/5-)

十一月二十三日

幕府、朝鮮人参座の設置を許可

 幕府、和人参の流通拡大のため、神田紺屋町薬種商岡田治助に朝鮮人参座の設置を許可。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

十二月(1764/1/3-)

十二月二十三日

鶴屋南北死去

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

十二月二十七日

幕府、銭不足のため囲銭を禁止

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)