宝暦(1751~1764年)
この年の出来事 本居宣長「古事記伝」起稿 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 一月(1764/2/2-) 幕府、勘定奉行に財政再建を指示 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 二月(1764/3/3-) 平賀源内、火浣布を製造 平賀源内、石綿を使い火…
この年の出来事 京都で浄土真宗本願寺派が教義をめぐり分裂(三業惑乱) (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 江戸で鰻の蒲焼が流行 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 万句合、投句数が初めて一万句を突破 柄井川柳評の万句合、投句数が…
この年の出来事 江戸吉原の女芸者歌扇、人気となる 江戸吉原の女芸者歌扇が人気となる。宝暦の初めころまでは芸者と言えば男の仕事だったが、女芸者・男芸者と呼ばれるようになり、やがて芸者と言えば女の仕事とされるようになる。(柏書房「江戸時代265…
この年の出来事 佐渡雑太郡五十八ヶ村で越訴 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 塚田与右衛門「養蚕全書」刊行 信濃上塩尻村の養蚕家塚田与右衛門が「養蚕全書」を刊行。それまで口伝だった養蚕技術を豊富な挿絵で解説した画期的な書で、それまで…
この年の出来事 一月(1760/2/17-) 一月十五日 幕府、流通統制のため大坂の菜種・綿実問屋の定数を制定 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 一月十六日 土佐藩、藩校教授館を設立 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 二月(1760/3/17-) …
この年の出来事 山脇東洋「臓志」出版 山脇東洋、宝暦四年に行った人体解剖の所見をまとめ「臓志」を出版。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 一月(1759/1/29-) 二月(1759/2/27-) 幕府、豊後郡代を西国筋郡代と改称 (柏書房「江戸時代265…
この年の出来事 幕府、信濃飯田藩に駿府城加番の公役を命ずる (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 陸奥津軽藩の勘定奉行乳井市郎左衛門、失脚 陸奥津軽藩の勘定奉行乳井市郎左衛門が失脚。宝暦三年より藩財政の立て直しに取り組み、強硬策により一…
この年の出来事 一月(1757/2/18-) 一月二十二日 京都所司代、公家への神書講義について竹内式部を糾明 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 二月(1757/3/20-) 三月(1757/4/18-) 阿波徳島藩の五社騒動の主謀者五人が磔刑に処される 前年に一揆…
この年の出来事 一月(1756/1/31-) 一月十日 因幡鳥取藩、米価高騰のため窮民に粥を配給 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 一月二十二日 越前の幕領で一揆発生 越前の幕領で米価高騰による一揆が発生。代官手代が鯖江藩・福井藩へ鎮圧の加勢を要…
この年の出来事 関東・東北・北陸で大凶作、諸国で飢饉 冷害により関東・東北・北陸で大凶作、諸国で飢饉が発生する。陸奥仙台藩では五十四万石、津軽藩で十六万石、出羽米沢藩で七万五千石、加賀藩でも八十三万石分の被害が発生。陸奥盛岡藩では五万人が餓…
この年の出来事 松前藩、千島列島での交易を開始 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 一月(1754/1/23-) 二月(1754/2/22-) 二月十三日 幕府、江戸京橋竹川町・南伝馬町の商人に吉野産和人参の販売を許可 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典…
この年の出来事 下総銚子で醤油仲間結成 下総の銚子で醸造家十一人により醤油仲間が結成される。関東ではこれまで上方からの下り醤油が主に使われてきたが、以降関東での生産が盛んになる。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 家督相続のルールが緩…
この年の出来事 江戸吉原に女芸者が出始める この頃、それまではもっぱら男の幇間が行っていた吉原芸者の仕事を女も行うようになる。扇屋の歌仙という芸者がその始まりという。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)(ちくま文芸文庫「武江年表」) 一…
この年の出来事 大坂の社寺の祭礼でにわかが流行 大坂の社寺の祭礼でにわかが流行。「にわか」は「俄」とも「仁輪加」とも書かれる一種の即興芸で、のちの上方喜劇の起源とも。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」) 一月(1752/2/15-) 山本静観房好…