The EDO Times

江戸時代の出来事

宝暦七年(西暦1757-1758年)

この年の出来事

一月(1757/2/18-)

一月二十二日

京都所司代、公家への神書講義について竹内式部を糾明

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

二月(1757/3/20-)

三月(1757/4/18-)

阿波徳島藩の五社騒動の主謀者五人が磔刑に処される

 前年に一揆の計画が発覚した阿波徳島藩の五社騒動の主謀者五人が磔刑に処される。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

四月(1757/5/18-)

五月にかけて関東各地で長雨・洪水

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

幕府、新田開発の幕府担当を開発地と他領地が入り交じる場合のみに限定

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

四月二十四日

幕府、旗本屋敷の中間部屋からの悪風一掃を指示

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

五月(1757/6/17-)

幕府、三河大樹寺修復のため金・材木を与え名目金を許可

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

五月十日

幕府、寺社修復のための金品下賜・勧化許可願の吟味を寺社奉行に指示

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

六月(1757/7/16-)

六月十日

幕府、日雇札の改めと日雇人取り締まりを指示

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

七月(1757/8/15-)

関東・中国で長雨・洪水が発生し米価高騰

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

江戸湯島で東都薬品会が開かれる

 幕府医官博物学者の田村藍水とその弟子で博物学者で戯作者の平賀源内らによって、江戸湯島でわが国初の物産展「東都薬品会」が開催される。翌年以降も毎年のように開催され、他地域にも広がっていく。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

八月(1757/9/13-)

信濃松代藩、藩政改革に着手

 信濃松代藩真田幸弘の命により、過労恩田木工が綱紀粛正・倹約による財政改革に着手した。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

八月五日

勘定奉行中村時庸、大坂町奉行時代の不正により免職・閉門

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

八月十三日

青綺門院の反対により宮中神書購読中止

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

八月二十五日

柄井川柳、万句合を始める

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

九月(1757/10/13-)

江戸浅草真先稲荷社、流行り神となる

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

九月七日

将軍徳川家重、改暦完了のため神田佐久間町天文台を廃止

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

九月二十二日

幕府、御用達商人の拝領屋敷の調査を実施

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

十月(1757/11/12-)

江戸相撲の縦長の番付が初めて発行

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

十一月(1757/12/11-)

十一月二十三日

加賀藩で打ち壊し発生

 加賀藩の百姓二千余人、穀屋を打ち壊し。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

十二月(1758/1/10-)

陸奥仙台藩、買米仕法を現金買制に変更

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

十二月二十二日

幕府、諸国水害により諸役所の倹約令を延長

 (柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)

十二月二十六日

江戸で大火

 江戸浅草黒船町から出火。(柏書房「江戸時代265年ニュース事典」)